HPP滅菌効果
果物を粉砕すると、大腸菌とサルモネラ菌、および低温への耐性があるリステリア菌は107cfu/g以上に達しています。上図のように、HPP処理を経ていない場合、保存から60日経過後、微生物の数はまだ102cfu/g以上で、安全性に疑いがもたれますが、HPP処理した場合は、24時間以内に上記の病原菌が著しく減少しています。よってHPP処理を経た食品は微生物の物理性にダメージを与え、殺菌の効果を期待できることから、食品の安全衛生基準をクリアしつつ、保存期限を延長することが可能です。